トイレの鍵をかけない父

うちのクソジジ…おとんは下品だ。年頃の娘がいるというのに、風呂からはパンツ一丁で出てくる。パンツを穿いているならまだいい方で、時には素っ裸で出てくることもある。何度注意しても同じことを繰り返すので、もしかしたらわざとやっているんじゃないかな、とも思ってしまう。最近ではおとんに対するイライラがピークを過ぎたので、口を利かないことにしている。そうすると余計に私の気を引こうとするのか、私が嫌がることをあえてするのだ。まるで小学生の男子が好きな女の子に意地悪をするかのように。だけど小学生の男子ならまだ可愛げがあるものの、40を過ぎた禿げて太ったおっさんにそれをやられると、本当にぶん殴りたくなるのでタチが悪い。

そんなおとんのどうしても許せないもう一つのこと、それはトイレの鍵をかけない事だ。おとんが入っていることに気づかずにトイレのドアを開けてしまい、おとんのピーッを拝んでしまったことが今まで何度あっただろう。そのたびに「鍵閉めてよッ!」と怒鳴るのだが、一向に聞く耳を持ってくれない。それどころか「減るもんじゃねーからいいだろ」とまで言う始末だ。お前のピーッは減らなくても、こちらのテンションがだだ減りするので、本当に止めてほしい。こういう家族間の出来事でも、被害届を出せば、お巡りさんは来てくれるのだろうか。私の我慢の限界はそこまで来ているのだ。

友達のお父さんはみんなスマートな感じで、きっとうちのおとんみたいなことは絶対にしないと思う。本当に羨ましくて仕方ない。誰かうちのおとんの行動を改めさせる方法を知っている人がいたら、是非教えて欲しいと思う。